口臭について①

自分ではなかなか気づかない口臭。
お口の中のエチケットは日頃のチェックから始めましょう。

人と会うときに、自分の口臭が気になることはありませんか?自分の手に息を吹きかけてみて、臭わないから大丈夫!と思っても、家族や友人などに指摘されて悩んだことがある人もいるのでは・・・・口臭の原因を知り、予防ノウハウを身につければ悩むこともありません。

Q.1 口臭の主な原因は何なのか?
A.原因のほとんどは口の中にあります。まず歯周病が原因で臭うことが多く、その他、虫歯、合わない詰め物やかぶせものが臭いの原因になります。また、意外なクセモノが舌の表面についたがんこな細菌の固まり(舌苔=ぜったい)。これが口臭の主な原因の7~8割を占めていると言われています。

Q.2 口臭のにおいのもとはどんな物質なの?
A.口腔の周期成分は、揮発性硫化化合物中の硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルスルファイドなどが主成分となっていることがわかっています。

Q.3 唾液が減少すると、口臭が強くなるってホントなの?
A.口の中は常に唾液によって自浄作用が働いていますが、この唾液が少なくなった時に口臭が強まると考えられています。最も代表的なのが起床直後。睡眠中に唾液が減るので口の中が乾き、粘膜のはがれたものがたまって口臭が強まります。また、空腹時も唾液の量が減って口臭が強まります。
その他、緊張して唾液が少なくなった時や、女性の月経や妊娠中にホルモンの影響で唾液が減り、口臭が強くなる場合も。ただ、これら唾液の減少によって起こる口臭は、生理的口臭と呼ばれ、誰にでもあり、特に心配したり悩む必要はありません。

今回はここまで。続きはまた次回に。