夏の飲食を楽しむために 知っておきたい知覚過敏のこと

夏と知覚過敏

梅雨時期ははっきりしない天気が続きますね。梅雨が終わると夏本番!ここ数年は猛暑も多く、キンキンに冷えたビール、かき氷、アイスなど冷たいものを求めてしまいますよね。
冷たいものを含むとキーンと歯が凍みる知覚過敏に悩まされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
では、なぜ知覚過敏になってしまうのでしょうか?

虫歯じゃないのになぜ歯が凍みるの?

知覚過敏による凍みるような痛みは、何らかの原因で歯の表面をコーティングしているエナメル質が摩耗し、歯の大部分を形成する象牙質(ぞうげしつ)というデリケートな組織が露出してその中にある神経(歯髄)に直接刺激が伝わってしまうことにより起きてしまいます。
では、具体的な原因を見ていきましょう。主な原因は大きく分けて3つ。

➀歯に加わる強い力でエナメル質が削れる
➁飲食物に含まれる「酸」でエナメル質が溶ける
➂歯茎下がって象牙質が露出する

➀歯に加わる強い力でエナメル質が削れる
仕事中に足を組んでしまったり、気づくと打ち合わせ中にペンを回してしまったり。自分では意識してないけれど、行っていることって実はすごく多かったりします。歯に対しても、毎日無意識に行っていることが歯に強い力を加えてしまっているかもしれません。
●過度なブラッシング
→歯磨き、歯ブラシの毛先がすぐ開いてしまう人は、ブラッシングが強すぎるのかもしれません。硬い歯ブラシや研磨剤が配合された歯磨き粉を使用もまたエナメル質を削ってしまう原因です。
●歯の食いしばりや、歯ぎしり
→食いしばりや歯ぎしりは、歯への悪影響はもちろんですが、肩こりや頭痛、顔面痛、顎関節症などのトラブルを引き起こす恐れもあります。また、ブラッシングや食いしばり・歯ぎしり等で歯に強い力がかかってしまい、歯や歯を支えている組織に過剰な負担がかかり、顎骨の骨体部と歯牙を結ぶ骨(歯槽骨)が下がって歯茎下がりの原因にもなります。
②飲食物に含まれる「酸」でエナメル質が溶ける
子供のころに〇〇を飲むと歯が溶けると言われた記憶がある方もいるのではないでしょうか。この話、あながちまちがってはいないのです。
エナメル質は酸に弱く、pH5.5を境に溶け始めるといわれています。このように飲食物などに含まれる酸によって、エナメル質が溶かされてしまった状態の歯を酸蝕歯といいます。
エナメル質を溶かす主な飲食物
柑橘系のフルーツ、いちご、パインナップル、梅干し、ドレッシング、お酢、ビタミンC飲料、炭酸飲料、スポーツ飲料
とはいえ、食べたいものや飲みたいものを我慢して、ストレスが溜まってしまっては本末転倒です。
③歯茎下がって象牙質が露出する
歯茎が下がる原因はさまざまです。歯を守ってくれているはずのエナメル質は歯の根元の部分には存在しません。その代わりにセメント質と呼ばれる組織があります。ところがセメント質はとても薄く、その硬さもエナメル質ほど硬くないので、短期間のうちになくなってしまいます。そのため、歯茎が退縮して下がると、すぐに象牙質が露出してしまうのです。
●歯周病
歯と歯茎の間に繁殖する細菌に感染し、歯の周りに炎症が起こります。重度になると、歯槽骨が溶けてしまうため、歯茎が下がってしまいます。
●加齢
年を重ねることで、お肌の悩みが増えたり骨がもろくなったり筋肉量が落ちるのと同じように、歯茎も年齢を重ねるごとに年をとります。加齢によって歯茎が痩せ、徐々に歯茎が下がってしまいます。
このように、原因の多くは日常生活に潜んでいます。では、一度知覚過敏になってしまうと治すことはできないのでしょうか?改善策と予防方法をご紹介します。歯に対しても、毎日無意識に行っていることが歯に強い力を加えてしまっているかもしれません。
●過度なブラッシング
歯磨き、歯ブラシの毛先がすぐ開いてしまう人は、ブラッシングが強すぎるのかもしれません。硬い歯ブラシや研磨剤が配合された歯磨き粉を使用もまたエナメル質を削ってしまう原因です。
●歯の食いしばりや、歯ぎしり
食いしばりや歯ぎしりは、歯への悪影響はもちろんですが、肩こりや頭痛、顔面痛、顎関節症などのトラブルを引き起こす恐れもあります。また、ブラッシングや食いしばり・歯ぎしり等で歯に強い力がかかってしまい、歯や歯を支えている組織に過剰な負担がかかり、顎骨の骨体部と歯牙を結ぶ骨(歯槽骨)が下がって歯茎下がりの原因にもなります。
②飲食物に含まれる「酸」でエナメル質が溶ける
子供のころに〇〇を飲むと歯が溶けると言われた記憶がある方もいるのではないでしょうか。この話、あながちまちがってはいないのです。
エナメル質は酸に弱く、pH5.5を境に溶け始めるといわれています。このように飲食物などに含まれる酸によって、エナメル質が溶かされてしまった状態の歯を酸蝕歯といいます。
エナメル質を溶かす主な飲食物
柑橘系のフルーツ、いちご、パインナップル、梅干し、ドレッシング、お酢、ビタミンC飲料、炭酸飲料、スポーツ飲料
とはいえ、食べたいものや飲みたいものを我慢して、ストレスが溜まってしまっては本末転倒です。
③歯茎下がって象牙質が露出する
歯茎が下がる原因はさまざまです。歯を守ってくれているはずのエナメル質は歯の根元の部分には存在しません。その代わりにセメント質と呼ばれる組織があります。ところがセメント質はとても薄く、その硬さもエナメル質ほど硬くないので、短期間のうちになくなってしまいます。そのため、歯茎が退縮して下がると、すぐに象牙質が露出してしまうのです。
●歯周病
歯と歯茎の間に繁殖する細菌に感染し、歯の周りに炎症が起こります。重度になると、歯槽骨が溶けてしまうため、歯茎が下がってしまいます。
●加齢
年を重ねることで、お肌の悩みが増えたり骨がもろくなったり筋肉量が落ちるのと同じように、歯茎も年齢を重ねるごとに年をとります。加齢によって歯茎が痩せ、徐々に歯茎が下がってしまいます。
このように、原因の多くは日常生活に潜んでいます。では、一度知覚過敏になってしまうと治すことはできないのでしょうか?改善策と予防方法をご紹介します。

知覚過敏の改善方法を原因別にご紹介

➀歯に加わる強い力でエナメル質が削れる
●過度なブラッシング
歯と歯肉をチェックし、正しいブラッシング方法を身につけましょう。また、市販されている知覚過敏用の歯磨き剤を使用したり、フッ素やフッ素入りのMIペーストで歯質を強化するのもよいでしょう。
●歯の食いしばりや、歯ぎしり
歯の食いしばりや歯ぎしりは、保険適用の防止用マウスピースなどもありますので、歯科医院で相談してみてくださいね。
②飲食物に含まれる「酸」でエナメル質が溶ける
酸性の飲食物を適度に摂取し、よく噛んで唾液の分泌を促し、摂取した後はお茶を飲んだり、水で軽く口をすすぐようにして口腔内を中性に保ちましょう。
③歯茎下がって象牙質が露出する
●歯周病や加齢
軽度の歯周病であれば、「歯垢(しこう)」であるプラークを取り除いたり、定期的にかかりつけの歯科医院で歯石を除去してもらい、口内環境を正常に保ちましょう。
歯周病の進行が進んでいる場合は、歯科医院で適切な治療を受け、歯周病を完治させたうえで、知覚過敏のケアをしていきましょう。
知覚過敏の原因は人によってさまざまです。普段何気なく行っている習慣の見直しをすることで、知覚過敏の予防につながるかもしれませんね。歯がしみる象牙質の露出部分に知覚過敏用の薬剤やコーティング剤を塗り込んだり、削れた部分にレジンを充填するような治療を歯科医院でも行っています。

あまりに痛みが強くい場合は、歯の神経が炎症を起こしている可能性が高いです。症状が出たら早めに歯科医院へ行き、適切な治療を受けてこれからの暑い季節、夏ならではの食べ物や飲み物を楽しみましょう。プラザ若葉歯科にも、お気軽にご相談くださいね。