口内炎について(1)

口内炎自体は重度の病気ではありません。しかし、全身の健康状態がどこか良くないことの信号とも考えられています。したがって口内炎を抑えるには、休養・栄養・睡眠を充分にとることが理想ですが、現代社会では難しいことです。口内炎の治療も、もちろん歯科医院の領域です。軟膏塗布の他、レーザー治療もたいへん効果的です。

Q 口内炎がよくできるのですが、原因は何ですか?

A 症状は?
表面が黄白色で赤みを帯びた「ただれ」が、唇の裏側や舌の先端、頬の内側などの粘膜などにもできます。食べ物や飲み水が接触しただけでもかなり痛み、ひどい時は食事もできません。1~2週間で治ることが多いようですが、くせになって再発する場合もあります。

A 原因は?
「胃の具合が悪い時は口内炎ができやすい」と言われることがありますが、からだの免疫力が低下した時、口の中の細菌によって引き起こされたり、胃腸などの内臓障害によるものがおもな原因と考えられています。さらに、アレルギー、ホルモンの変調、自律神経失調症なども関わっていると考えられますが、まだ明らかにはなっていません。

続く