歯の生え変わり時期の食事
子供の歯の生え変わり時期、歯がグラグラしてきますね。噛めないからと言って無理して大きい塊のまま飲み込んだりせずに、きちんと噛める歯で食事を楽しんでください。噛むことにはメリットがいっぱいです。今日は食べ物を噛むことについてのお話です。
歯の生え変わり時期
小学校に入学する少し前から、歯がグラグラしはじめて、永久歯に変わりはじめます。
最初の乳歯がぐらぐらし始める目安は6歳のお誕生日です。しかし、これは人によって違いがあります。前後2年くらいの差があっても、特に問題はありません。
20本あった乳歯が、6~7年の期間で28本の永久歯へ生え変わります。
この時期は、だいたい小学校卒業まで続きます。体がどんどん成長する大切な時期に、食べ物が噛めないのは、顎の発育や栄養の面からも良いことではありません。
歯は順番に生え変わるので、グラグラしている歯が同時にたくさんあることはありません。歯がグラグラして噛めないときは、反対側の歯で噛むなど工夫して食べましょう。
グラグラしていると食べにくいですよね。抜けるか抜けないかという状態では、気になってストレスにもなってしまします。
グラグラした状態が一つの歯で長く続くのは、よいことではありません。グラグラしたまま長い間そのままにしておくと、歯茎の所から細菌が入ったりすることもあるからです。永久歯が生え始めた為に歯がグラグラした時は、思い切って歯医者さんへ行って抜いてもらってもよいかもしれません。
なんといっても、グラグラした状態のままでは、ごはんがおいしく食べられませんよね。
噛むことができないデメリット
顎が痛くて噛めない、むし歯が痛くて噛めないなど、噛めなくなってしまう理由はいくつかあります。もし、噛むことができなくなったら、食事の時に口に入れたものはそのまま飲み込まなければなりません。噛まないで飲み込んだらのどに詰まってしまいます。
特におもちは弾力があり、小さくするのが難しいので、そのまま飲み込んでしまい喉をつまらせてしまう話をよく聞くと思います。噛む力には良いことがいっぱいあります。
噛めないことによるデメリット
・ 食べ物を小さく砕けなくなる
・ 唾液と食べ物が混ざらないため、のどに詰まりやすくなる
・ 消化が不十分となり胃や腸に負担をかける
・ 噛むことによる唾液の分泌がない為、歯周病やむし歯になりやすくなる
・ 上手な発音が出来なくなる
・ 脳が刺激されないので、認知症などのリスクが高まる
噛むことができなくなるということは、これらのデメリットへつながります。
噛めないと食べ物は唾液と十分に混ざらず、そのまま胃や腸へ運ばれます。のどに詰まり安くなることはもちろん、大きい塊のままでは消化も十分にできず、消化器官に負担をかけてしまいます。そのため、噛めなくなった人は、最終的にはやわらかな流動食しか食べることができなくなってしまうのです。
また、成長の途中で噛むことができなくなると顎の発達が悪くなり、歯並びにも影響を与えます。歯並びが悪くなると、発音に支障が出て話しづらくなることもあるのです。
そして、噛むことは脳に刺激を与えることにもつながります。もし、歯がなくなってしまうと、認知症にかかりやすくなるというデータもあります。噛むことと脳の動きはとても密接な関係があるのです。
噛むことは、おいしくものを食べることの基本です。しっかり味わいよく噛んで、食べた後はきちんと歯磨き。とても大切な歯を、これからも大切にしていきましょう。
埼玉県の真ん中、坂戸市と川越市に挟まれたここ鶴ヶ島市でも、埼玉ブランドの品々を買うことができます。「彩のかがやき」(お米)、「彩たまご」、「彩の国黒豚」、「彩玉」(梨)、他にもネギ、イチゴや里芋、など季節ごとに特産品があります。季節ごとの食べ物をよく噛んで、たくさん味わい、心と体の健康に繋げていきしょう。
私たちプラザ若葉歯科は、農作物も都会もあるバランスの取れた埼玉県の真ん中、鶴ヶ島市で診療を行っています。いつまでも、健康なお口と歯で噛むことができるように皆様を応援しています。
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今日も元気に診療中です。