１０．さし歯とは何ですか？
歯の根っこ（歯根）の穴に、くぎ（合釘）を刺しこんで持たせる人口の歯のことを言います。歯ぐきから外に出ている歯の部分が、ほとんどむし歯になっていたり、色、形、方向を変える必要のあるときに利用します。根っこにくぎ（合釘）を刺しこむため、神経（歯髄）のない歯にしか利用できませんが、外から見える人口の歯の部分には、ふつう、プラスチックや陶器を使ってあるために、見た目は自然で、本当の歯のように見えます。
１１．自分でできる歯の治療はありますか？
むし歯は風邪などと違ってほおっておいては治りません。また、自分でも治すことはできません。むし歯になったら、早めに歯医者に行きましょう。しかし、歯の表面が少し白くなっただけのようなごく初期のむし歯は、歯をきちんとみがいていれば、長い時間が経つと治ってしまいます。歯肉炎は、歯の表面に着いている細菌が原因なので、歯をよくみがくだけでかなりよくなります。でも、心配な場合は歯医者さんに診てもらうのが一番です。
１２．大昔の人は、歯が痛い時どうやって治療したのでしょうか？
大昔、日本でも西洋でも病気は神の怒り、悪魔のしわざ、霊魂のたたりであると考えられていました。そのためにお祈りをしたり、祭りを行ったりして悪魔を追い払い、神の怒りをなだめたりしました。奈良時代になると専門の教育を受けた歯医者もいましたが、ごく一部の身分の高い人がかかれるだけでした。普通の人は祭りや縁日に来る”歯抜き”と呼ばれる人に歯を抜いてもらったり、この人たちから歯の痛みを止める薬を買い求めたりしました。しかしこの薬の効き目はあまりなかったようです。また、歯が痛んだときにハッカの薬をもんでむし歯の中に入れて痛みを止めたことはよく知られています。そう考えると、歯医者さんがちゃんとあって、治療をしてもらえる今の時代に生まれてよかったと思いますね。
“最近自分の口の中が気になるようになってきた”
“正しいメンテナンス方法を聞いて歯を守っていきたい”
“自分の予約に合わせてお子さんと一緒にかかりたい”
“お子さんにはじめての歯科健診をさせたい”
“お子さんを歯医者に慣れさせたい”
などなど、、、その他少しでも気になるところがある方はお気軽にご相談ください。
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