むし歯と間食回数①

間食とは ~むし歯の関連性について~

小児は成人に比べて体重1kg当たりの必要カロリーが高いため、成人のように1日3回の食事では必要とする栄養量を取ることが困難です。(6歳男子で1700kcal、女子で1550Kcal、12歳男子で2350Kcal、女子で2250Kcal)。

そこで本来は、3度の食事で不足する栄養量を補うために必要な軽食の事を、間食”おやつ”と言っていました。しかし今日では栄養学的な面からだけでなく、子どもたちにとっての”レクリエーション”という心理学的な面からも必要であると考えられます。だからと言って子どもたちからの要求のままに間食を与えていたのでは困ります。

間食の回数、嗜好傾向、規則性がむし歯の発生に密接に関連しており、中でも回数が最も大きな影響を及ぼしていることが、人における多くの調査で明らかにされています。間食の回数の多い小児ほど、多数のむし歯が発生しています。これは間食に”甘い物”を食べるという週刊が定着しているためで、甘い物の摂取回収が直接、むし歯の発生と結びついていることを示しています。

食事と間食は子どもにとっては一連のものですから、毎日の生活の中に一定のサイクルをもって間食の回数と時刻を決めるとともに、甘い物(スクロール含有食品)の摂取を出来る限り制限すること(シュガー・コントロール)が、むし歯を予防するためには大切です。

さらに歯は体の一部でありますから、当然、歯に悪い過剰な砂糖(スクロール)は、体に悪いと考えられます。過剰な砂糖の為害作用としては次のようなことがあげられます。

①満腹感→食事が十分取れない ②ビタミンB1の消費→意欲低下 ③血液の酸性化→抵抗力の低下 ④脱カルシウム症→イライラ、不安、骨折 ⑤肥満→動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中

ですから、シュガー・コントロールは、むし歯予防だけでなく小児の健康な心身の発育のために必要不可欠なことになります。

しかし学童期の小児は、あらゆることで自分の思う通りにしようとする傾向にありますから、教師と母親はこれらの小児を納得させるに十分な知識と指導力を身につけていなければいけません。

 

“最近自分の口の中が気になるようになってきた”

“正しいメンテナンス方法を聞いて歯を守っていきたい”

“自分の予約に合わせてお子さんと一緒にかかりたい”

“お子さんにはじめての歯科健診をさせたい”

“お子さんを歯医者に慣れさせたい”

 

などなど、、、その他少しでも気になるところがある方はお気軽にご相談ください。

近隣では坂戸市鶴ヶ島市にお住まいの方、川越市からお越しの方も多いです。

 

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一般・小児歯科の他、インプラントや矯正も行っています。

※託児も随時受付中です。小さなお子さんがいらっしゃる方も安心です。

 

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