歯ブラシの習慣作り
子どもの歯ブラシ、始めからうまくいく子もいれば、口の中に何かが入るのを嫌がる子もいます。歯ブラシが苦手な子には、最初から無理に歯ブラシを口に入れようとしなくても大丈夫です。焦らずに歯ブラシに触れさせるなどで、慣れることから始めましょう。歯ブラシを持たせたり触らせたりして、根気よく話しかけてみることが効果的です。歯ブラシを持って親しみを感じてもらうことや、口の中に歯ブラシを入れずに歯磨き動作だけ練習してみることも試してみましょう。できることが増えると子供もうれしいもの。
最初は洗面所に連れて行って、親や兄弟、友人が磨いているところを見せることから始めてみましょう。そのうちに真似をするようになると思います。歯ブラシをおもちゃ代わりに与えておいたり、自分以外の口の中を磨かせたり、歯列の模型を使ってみがかせたりすることも効果があります。また鏡を使って興味を持たせることもあります。
お口を開ける練習。歯ブラシを動かす練習。歯を噛みあわせて「いーっ」とする練習。
簡単なことからはじめて、毎日少しずつ練習していけばやがては口を大きく開けてくれるようになるはずです。
洗面所とは限らず、食卓に家族全員の歯ブラシを立てておき、食後、その場で磨き始めても良いのです。
できるだけ子どもが小さいうちから歯磨きを始めて、毎日の日課にしましょう。それを怠ってしまうと、歯磨きの習慣が身につかず、むし歯の多い子になってしまいます。
また、大きくなると、抵抗する力も強くなり、子どもに歯みがきのここと良さを味わわせるところまでいかず、いつまでも中途半端なままで、きちんと磨けるところまでいきません。
うがいの覚え方
歯みがきと同じように、うがいもいくつかの動作が組み合わさってできています。
水を口の中に取り込む、貯める、口の中で移動させる、吐き出す、という一連の動作をするには、唇、頬、舌などそれぞれの機能と、それらの協調が生まれてきて初めて「うがい」が可能になるのです。
大人になって何気なくうがいをしていますが、その動作を全く知らないと、身に着けることは難しいかもしれません。
うがいのできない子どもには、歯ブラシをゆすぎながら、磨かせたり、磨いてあげたりすることもできます。水を含んだ状態で歯を磨くことでも、歯垢はかなり取れるのです。
うがいは以下のような順番で教えると効果的です。一気に最後までするのではなく、出来る段階を少しずつ上げるように教えてみてください。
(1)介助者による誘導・声掛け・模倣。
(2)唇を閉じさせて口に水をためておく。
(3)ためた水を吐き出す。
(4)水をためて頬を膨らませる。
(5)ブクブクの感覚を覚えさせる。
(6)少しでも動作ができたら強化していく。
うがいを覚えさせるには、お母さんやお父さん兄弟がうがいをしているのを観察することから始めることができます。その次は実際にお水を吐き出す感覚の訓練です。子どもが口に水を含んだと同時に、顔を下に向けてやり、介助者の指を入れて、口を開けさせ、水を吐き出す動作を少しずつ覚えさせていきます。
また、水なしでのうがいの練習も可能です。お手本となる人と向かい合って、左右と交互に頬を膨らませます。上手にできるようになったら、水を含ませて行ってみます。口腔内で水を動かすことができれば、大きな食べかすはとれます。たとえ水を飲み込んだとしても、構わないのではないでしょうか。
お子さんのうがいのできるレベルを見極め、一緒に練習をしてみてください。
うがいのレベル
(1)まったくできない。唇が閉じられず、だらだら流してしまう。
(2)口に含んでいられる。口唇を閉じて口の中に水をためていられる。
(3)飲んでしまう
(4)口に入れた水を吐き出せる。
(5)ほぼブクブクうがいできる。
つかまり立ちから、一人で歩くことができるようになるまでほんの少しの時間が必要なように、歯みがきもうがいも少しずつ学んでいくものです。歯とお口は一生お付き合いするものなので、お母さんやお父さんと一緒に楽しみながら早いうちに習慣にできたらよいですね。
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