歯みがきの時短方法と力の入れ具合

歯みがきの時短方法

現代人はとても忙しいですね。できることなら、何でも手短に終わらせたいもの。歯をみがくことも、短時間でできる画期的な方法があれば!と思います。

しかし、歯磨きに近道はありません。時短方法もありません。しっかりとみがくためには、なれないうちは5分以上、なれてきても3分は必要です。上手にまんべんなくすべての歯を磨けている人でも、3分は時間がかかります。それ以上、短い時間で歯磨きを終えている人は、要注意です。汚れがたまっている場所があるかもしれません。

歯みがきに時間がかかる理由は、歯の面が曲面になっていたり、歯並びが人それぞれの形をしているからです。歯垢を落とすには、歯ブラシの毛先で1カ所20回程度みがくことが必要と言われています。きちんと歯の正面、裏面、側面、噛みあわせ面と面を意識したみがき方をすることが大切です。特に歯と歯が隣り合っている側面は、歯ブラシの毛先が届きづらく、汚れがたまりやすい部分でもあります。デンタルフロスという歯垢を取るための糸を使うと、歯と歯の間の歯垢がよくとれます。

いずれにしても、自分の健康を守るために、しっかりと丁寧に歯を磨くことが一生自分の歯で食べるための近道なのです。

歯みがきで歯が減るってほんと?

歯の一番外側はエナメル質といって人の身体で最も固い組織です。正しいみがき方でみがいているかぎり心配ありません。正しいみがきかたの注意点は以下の2つです。

・    力の入れ具合

・    歯みがき粉のつける量

まず、力の入れ具合についてですが、必要以上の強い力で磨くと歯より先に歯茎を痛めてしまいます。新品の歯ブラシが1カ月くらいで広がってしまう人は、磨くときの力が強すぎることが考えられます。

歯をみがく時の力は大体鉛筆で字を書く時の力加減がよいのです。(300g程度)ゴシゴシするのではなく、シュッシュッといった軽い歯みがき音が理想です。力を入れすぎるとエナメル質が傷ついて削れてしまうことがあります。また、極端に硬い歯ブラシや古くなった歯ブラシだと、弱い力でも歯や歯茎を傷つけてしまいます。硬すぎない歯ブラシを使い、定期的に交換することをお勧めします。

家庭にある計量ばかりのように歯ブラシの毛を当てて、自分のみがく時の力を時々チェックするとよいでしょう。適当な歯磨き圧でていねいに磨いている限り、歯が減る心配はありません。

また歯みがき粉のつけすぎも、要注意です。歯みがき粉をつけすぎると、その中に含まれている研磨剤が「やすり」のように歯をこすってしまうことで、エナメル質が傷ついてしまったりはがれたりする原因となります。知覚過敏の症状の場合は、研磨剤が少ない歯みがき粉を使うのが良いでしょう。

 

歯みがきは時々面倒になるので、そんな面倒なことをせずに、おいしいご飯やデザートだけ食べて生活できたら幸せだと思います。疲れて学校や職場から帰った後や、外食をした後などは特に歯をみがかずに眠りたいですよね。

しかし、私たちの毎日の生活を支えてくれる歯をこれからも大切にするために、歯は毎日しっかり磨きましょう。

 

プラザ若葉歯科があるここ鶴ヶ島市周辺には、郊外のベットタウンとして大手飲食店のチェーン店はほぼすべてあります。チェーン店だけではなく、昔からやっている洋食屋さんや和菓子屋さんなども多くあります。おいしいものをおいしく味わう為に、これからもきちんと歯みがきを続けていきましょう。

おいしい食事は健康な歯から始まります。

プラザ若葉歯科では、歯とお口の健康を大切にしたい人を心から応援します。
質問・相談などご気軽にお尋ねください。

今日も元気に診療中です。

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