小さい頃から頻繁にむし歯になって歯医者にかかっている人と、大人になってもあまりむし歯にならない人っていますよね。
この2人の違いは一体何なのでしょうか?
第一に考えられることは、むし歯の原因となる細菌がいないということです。次に、その人はあまり甘い物を食べず、歯みがき大変よくやっているということです。
よくというのは、回数ももちろんのこと、みがき方もとてもうまいということです。自分ではよくみがいているつもりでも、みがき残しがある場合は多いのです。
また、歯並びが悪くてもみがき残しが多くなる原因になります。歯並びがよく、噛み合せもよいと汚れがたまりにくいのです。
そのほか、その人の歯質が強いということも理由の一つにあげられるでしょう。歯質はもともと生まれつきの面が多いのですが、小さい時の食生活も影響していきます。カルシウムが多く含まれる食べ物(小魚、ひじき、牛乳など)を多くとるように心掛けてください。
なお、歯は妊娠初期からできはじめるので、妊娠中の病気や食生活にも注意しなければなりません。